低く構えた圧巻のフォルムが魅力的!ボルボ「V90 T6 AWD R-Design」

もともと「低く長く見える」V90は、ロー&ロングと表現したくなるフォルムになっていますが、「V90 T6 AWD R-Design」はノーマルよりもさらに低く見えます。最近のワゴンでもこれほど低く構えたスタンスは(もちろん見た目ですが)なかなかなさそう。なお、最低地上高はほかのV90と同じで155mmを確保。

外観で低さとスポーティ度を印象づけているのが、横桟基調の「R-Design」専用フロントグリルと、ワイドで広くなってるグリル下のフロントスカート。さらに、マットシルバーのドアミラー、シルクメタルのサイドウインドートリムなどにより、ノーマルグレードとの「違い」を演出。

また、専用スポーツサスペンションを装着する足元は、20インチタイヤ(255/35R20)とマットブラック塗装が施されたダイヤモンドカットの5ダブルスポークのアルミホイール(8.5J×20)により引き締められています。

 

ナッパレザーの専用スポーツシートを採用した内装は、専用カーボンファイバーパネル/アルミニウムスポーツペダルによりスポーティムードが強調されていて、専用本革巻/シルクメタル・ステアリングホイールには「R-Design」のみとなるパドルシフトが装備されています。

 

そのほか、専用アルミニウム・スカッフプレート(イルミネーション付)など、高級スポーツモデルらしいこだわりが散りばめられています。価格はV90では中間(下から2番目)となる769万円です。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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