アウディ・ジャパンが3月31日から開始する「先進を、シェアしよう“Share A3 Campaign” by Anyca」は、通常の「Anyca」とは異なり、アウディ・ジャパンが車両を貸与するもの。
「Anyca」の個人間カーシェアシステムを通じて、2017年モデルのアウディA3を無料で最長48時間利用することができます。こうした、自動車メーカーによる取り組みは初の試みだそうです。
今回のキャンペーンは、全国のAnycaユーザーの中から選ばれた10名が同キャンペーンのシェアオーナーとしてアウディA3と共にAnycaに登場。
借りる人は、Anycaアプリにてドライバー登録を完了すると、この10名のシェアオーナーへ通常のAnycaの利用方法と同じように、日程や利用希望時間を問い合わせのうえ、カーシェアできるというもの。そのため、Anycaを利用している人(これからの人も)は、このキャンペーンに別途応募や登録の必要なしに参加が可能です。
自動車メーカーがこうしたカーシェアリングサービスに参入すると「クルマが売れなくなるのでは?」という余計な心配(!?)も頭に浮かびますが、カーシェアを利用したことのある人の方がマイカーへの興味が高いという調査結果などもあるようです。「使ってみないと便利さは分からない」ということでしょうか。
実際にアウディもユーザーに対してこれまでと違ったアプローチを実践しているそうで、アジアではプレミアムモビリティサービスのカーシェア「アウディアットホーム」を開始。
日本でもアウディ・ブランドをより身近に感じてもらうべく、カーシェアシステムを利用した試乗体験を提供。アウディのブランド体験を提供できる新しい場として、「C to C」スタイルのカーシェアリングサービス「Anyca」を通じ、広くカーシェアの利便性、ドライブの楽しさを体験してもらう機会を提供するのが狙いとしています。
(塚田勝弘)
【関連サイト】
「先進を、シェアしよう。“Share A3 Campaign” by Anyca」
http://www.audi.jp/a3_share_cpn/