毎年恒例になっている「日本自動車輸入組合(JAIA)」のイッキ乗り試乗会。
今年は73台が参加し、そのうち私は5台に試乗しましたが、そのラインアップが贅沢!
この試乗会は、事前に希望車種を申し込みます。
といっても好きなクルマに好きなだけ乗れるわけではなく、人気のあるクルマで申し込みが集中した場合は抽選となります。今回私は、昨年発売されてまだ試乗していない高級SUVを中心にチョイス。
結果、5台に当選して試乗です。
この日最初の試乗車は、朝イチでケタ外れのモンスターSUV「ベントレー・ベンテイガ」。6リッターのW12ツインターボ。車両重量は2530㎏!と思ったら、車重自体は今回、ベントレーが出展していたもう1台「フライングスパー V8S」と全く同じでビックリ! でも、もの物凄い迫力と速さ、乗り心地の良さで一気に目が覚めました!
お次は「フォルクスワーゲン・ティグアンTSI R-Rine」。ぶっちゃけ、この順番はちょっと不利かと思いつつ、価格は約5分の1ながら、これはこれでやっぱりよくできています。「実直」という感じ。
それからマイナーチェンジしたばかりの「アウディS3」。安心できる嬉しいサイズ。軽やかな身のこなしは、身の丈+αぐらいで、実は一番しっくりくるかも。
そして「アストンマーティンDB11」。これも、昨年から乗りたかったモデルのひとつで、テンション上がりまくり! ジュエリーのようなクルマですが、意外にもウィンカーとシフトレバーをリバースに入れたときに出る「音」のギャップにテンションMAX!
昨今のSUVブームによって、マセラティもSUVカテゴリーに初参戦した「マセラティ・レヴァンテ」は、超ハイテクマシンという感じではないものの、マセラティらしい優雅なSUV。このアナログ感がむしろその雰囲気を出しています!
そしてキャンセルが出たとのことで、急きょ「テスラ・モデルX」に追加試乗。モーターならではの加速はもちろん、後席の上開きガルウイングドア「ファルコンウィング」が人目を惹きます。とにかくこのクルマがあるところ、人だかりあり! いろいろな操作系の使い方をマスターしないまま試乗終了。でも何と言っても、すべてのドアの自動開閉は楽しいアトラクションを見ているようです。
(吉田 由美)