最強タッグ! ホンダとGMが燃料電池システムの合弁会社をアメリカに設立

次世代車に関するビッグニュースがアメリカから届きました。実用性の高いゼロ・エミッション車として期待されている燃料電池車。その燃料電池関連の特許ランキングで1位のGM(ゼネラルモーターズ)と3位のホンダが、総額8500万ドルを投資して燃料電池システムを生産する合弁会社を立ち上げます。

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これまでは独自に燃料電池システムを開発してきた両社ですが、2013年の提携以来「ワンチーム」として、それぞれの知見を持ち寄り、次世代燃料電池システムの開発に着手しています。今回設立する合弁会社『Fuel Cell System Manufacturing』は、両社が使う小型で低コストなシステムの量産を担うものとなります。

水素インフラの整備といった高いハードルもあり、ゼロ・エミッション車としては電気自動車(バッテリーEV)が最有力とされていますが、ホンダとGMのタッグにより、そうした市場マインドが変わるかもしれません。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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