そう「N Lab.(エヌラボ)」の正体はなんと、「Modulo」ブランドでもおなじみでホンダの純正アクセサリーを手がける「ホンダアクセス」の裏出展(メイン出展はホンダブースですからね)なのでした。
「N Lab.」は同社の社内有志によるチームで、デザインをはじめ事務職スタッフまで会社組織を超えて社内サークルのような感覚でこのクルマを作り上げて、東京オートサロン2017を発表の場としたのだそうです。
肝心のクルマ「T880」は、軽トラックのアクティをベースにカッコよさを追求。いわゆる「チョップドルーフ」状態に屋根を約15センチ低くしただけでなく、Aピラーの角度を変えたり、窓の下端を下げたりと原形をとどめないほどモデファイです。
パワートレインはターボを追加したエンジンにビートのギヤボックスを組み合わせてMT化。なんと実走テストまでおこなっているとか。そして、メーターとかドアミラーとかいちいちカッコイイ!
ちなみに冒頭では「軽トラック」と表記しましたが、実際にはオーバーフェンダー装着で軽自動車枠を超えてしまっているのでもし車検を取るならば普通車扱いですね。
(工藤貴宏)