2016年11月7日にイタリア・ミラノで開催された「ドゥカティ・ワールド・プレミア 2017」にて、ドゥカティの「2017年モデル」のラインナップが一堂に登場しました。
その中でも特に目立っていたのが、人気の「Scrambler」から登場した新しい二台。今回は「Scrambler Cafe Racer」をご紹介します!
「カフェレーサー」といえば、モーターサイクルの世界に革命をもたらした「1960年代の伝説的バイク」の象徴ともいえるジャンル。「Scrambler Cafe Racer」は、スクランブラー流に「カフェレーサー」を解釈し直したモデルとして登場します。
何でしょう、このカッコよさは? 細かい部分を、じっくりと見ていきましょう。
見るからに「レトロ感」が漂うその存在感。1960年代の若者たちにインスパイアされた「自由な精神」そして「ブラック・コーヒー」を表現したカラーが施されました。
何色にも染まらない「黒」。非常にダークでありながら、良い意味で自己主張が強い印象です。さらに、17インチ・ホイールやレーサースタイルのセパレートハンドルを装備。
リア・エンドのデザインも完全に見直され、非常に質の高い仕上がりとなってます。
スクランブラーらしさを残しつつも、純粋なカフェレーサー・スタイルが創出されていますね。
まさに「カフェレーサー的ダークホース」と呼ばれるほど、人気を博しそうな1台です。
古き良き時代の若者たちが、カフェでコーヒーを飲み語り合いながら、広場で草レースを楽しんだことから根付いたことで「カフェレーサー」というジャンルが誕生したそうです。
近年再び注目を集めてきた、この「カフェレーサー」に、DUCATIもいよいよ本格的に参戦してきました。
近未来的なルックスのバイクが増えてきた現代に、レトロ感と確かな存在感が漂う「Scrambler Cafe Racer」は、21世紀を生きる若者にも、絶対に似合う1台だと思います。
(ライター:張山 和希/Moto Be バイクの遊び方を提案するWEBマガジン)
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