今回の1.6Lモデルの発売開始を受けて、ディーラーに試乗車が配備されれば、1.6Lエンジン搭載車のシェアも増えそうです。コアなファンだけでなく、他メーカーからの買い替えを促したいスバルとしても1.6Lモデルの成功は欠かせないはず。
また、1.6Lモデルでも静粛性の高さや広くなった室内などの新型の強みは2.0Lモデルと同じで、街中中心の乗り方であれば115ps/148Nmというエンジンスペック(2.0Lは154ps/196Nm)でも不足はないでしょう。1.6Lエンジンはポート噴射ではありますが、「直噴化しないギリギリ」のところまで性能を高めたそうですからCVTを含めたパワートレーンの進化も享受できます。
なお、用意されるボディカラーは「クリスタルホワイト・パール(3万2400円高)」、「アイスシルバー・メタリック」、「クリスタルブラック・シリカ」、「ダークグレー・メタリック」、「ピュアレッド」、「ダークブルー・パール」、「クォーツブルー・パール」の計7色。
200万円を切る(2WD)車両価格からいっても、モデルライフが進むに従って1.6Lエンジン車の存在感が高まりそうです。
(塚田勝弘)