新型NSXの開発者が「叶えた」夢と「叶えたい」夢とは?

登場を待ち望まれていた新型「NSX」は、オールアルミ製ではないものの適材適所を考え抜いたボディの後方に3.5L V6ツインターボを搭載するミッドシップレイアウトを踏襲。

さらに前輪に2個、後輪に1個と合計3つのモーターを搭載するハイブリッドとして登場しました。

車両本体価格は2370万円と初代よりも圧倒的に高価になりましたが、同価格帯のモデルと比べても決して見劣りしないユニークな魅力となっています。

これらの先進的なメカニズムもさることながら、やはりそれを包み込むデザインも新型の見所。

「人間中心の高性能」と掲げたデザインでは、第一に乗員が車体の中心に座ることとし、次いで意図した感覚そのままで運転できるための要素(広い視界、直感的な操作が出来るレイアウトなど)を織り込み、その上でバッテリーなどの搭載位置が決められていきました。

見た目/機能性/走行性能と様々な要素が高いレベルで実現する上で創業者である本田宗一郎の意志(「世界一へのこだわり」「他にないものをつくる」)も支えになったとか。

デザインインタビュー