2016年8月に売れた軽自動車、前年同月比で伸びているのは超ハイトモデルだけ?

しかしながら、トップ10の中で前年同月比100%を超えているのは、ホンダN-BOX(127.7%)、ダイハツ・タント(104.8%)、スズキ・スペーシア(132.1%)、スズキ・ハスラー(107.9%)の4車種だけとなっています。

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ハスラーを除くと、スーパーハイトワゴンと呼ばれる全高の高いモデルに人気が集中している状況というわけです。

一方で、スズキ・ワゴンRの前年同月比は70.8%、ダイハツ・ムーヴは66.4%と、かつて全盛を誇ったハイトワゴン系モデルは売れ行きを落としています。

軽自動車のトレンドが大きく変わりつつあると感じられる、2016年8月のセールスランキングです。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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