新生グッドイヤーはオールシーズンタイヤで日本のユーザーニーズを切り開く

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サマータイヤに限りなく近い性能と積雪路での必要性能を持つオールシーズンタイヤを、すべての路面に対して安全を求めるユーザーに向けた最適解として、日本グッドイヤーは2016年後半の中心的ラインナップとしてアピールしていくそうです。

タイヤを履き替え忘れていて突然の雪道で困ることもなければ、交換の手間も、保管のコストも不要になるというオールシーズンタイヤ。

すでにアウディやフィアット、シトロエンなど世界中の自動車メーカーに選ばれているという実績もあり、さらに日本向けに国産というのですから、国内市場での評価が高まることが予想されています。

とはいえ、新生グッドイヤーはオールシーズンタイヤだけで勝負するわけではありません。2017年には新しいハイパフォーマンスタイヤの発売を予定しているなど、グッドイヤーの持つブランド性を引き上げる製品投入も予定しています。

日本のユーザーメリットを、世界の目で見つけ、提案するグッドイヤーの提案には、これからも要注目といえそうです。

(写真:小林和久 文:山本晋也)

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この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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