新型・プリウス、全世界に衝撃を与えた米衝突安全テストで最高評価を獲得!

IIHSは、その試験結果が予想どおり著しく芳しくなかったため警鐘を鳴らし、トヨタやメルセデス・ベンツ、アウディなどに大きな衝撃が走りました。

映像のように、その破壊力は凄まじいもので、ダミーが受けた傷害レベルに応じてGOOD(優)、ACCEPTABLE(良)、MARGINAL(可)、POOR(不可)に分類される4段階評価において、2012年モデルの米国向け「カムリ」や「プリウス V」に「POOR」の評価が下されました。

IIHS_PRIUS_2012

この試験がなぜ厳しいかというと、強大な衝突エネルギーを受け止める役割を持つフロントサイドメンバよりも外側に大入力が入るため、Aピラー下部で入力の大半を受け止める形となり、キャビンの変形量が一気に増大するからです。

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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