インポーターのディーゼルエンジン導入が相次いでいますが、BMWやメルセデス・ベンツなどが牽引し、ボルボやジャガー ランドローバーも参入するなど、日本の輸入車マーケットは、2016年上半期時点で14%超がディーゼルエンジンになっていて定着しつつあります。
シトロエンC4に搭載される1.6Lの直列4気筒ディーゼルターボは、コモンレール式高圧噴射システムを備え、高圧縮比のシリンダー内に、サプライポンプから コモンレールを介して最大 2,000バールの高圧燃料を直接噴射。さらに、可変ジオメトリーターボチャージャーとの効果と併せて、 低回転域から力強いトルクと優れた燃費性能を発揮するのが自慢。
また、内部摩擦低減(ピストンリング/ライナーとエンジンオイル)、 可変出力オイルポンプの最適化、冷却用サーモスタットの制御、約4kgの軽量化が果たされたアルミ製シリンダーヘッドとブロックなどの多様な燃費向上策が採用されているのもポイント。
エンジンスペックは最高出力120ps、最大トルク300Nmで、とくに最大トルクはガソリンエンジンよりも30%増となっていて、トルクフルな走りが期待できます。なお、JC08モード燃費は20.2km/Lです。
「C4 FEEL BlueHDi」の価格は279万円で、トランスミッションは6ATのみとなっています。
(文/塚田勝弘 写真/小林和久)
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