レース専用車GT3のグリルを受け継いだ量産市販モデル ─ 『メルセデスAMG GT R』画像ギャラリー ・その2

彼の地では「グリーンヘル(緑の地獄)」とも呼ばれるというニュルブルクリンク北コース(ノルドシュライフェ)。

レースからフィードバックされたテクノロジーの数々と、グリーンヘルのボディカラーをまとって登場したストリートカー「メルセデス AMG GT R」。

Mercedes-AMG GTR304462

ポイントは、585馬力、700Nmまでスープアップされた4.0L V8直噴ツインターボだけではありません。モータースポーツ由来という空力ボディも魅力です。

その特徴となっているのは、レース専用車であるGT3と同様のフロントグリル。縦格子のグリルが、走りのエアロダイナミクスを象徴しているのです。フロントバンパー、リアウイング、そしてフロア下の整流効果まで、そのテクノロジーは写真からも伝わってきます。

なお、メルセデスAMG GT Rが発売開始となるのは2016年11月21日(予定)。実際に市場に出回るのは2017年3月頃とアナウンスされています。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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