「緑の地獄」という名のボディカラー ─ 『メルセデスAMG GT R』画像ギャラリー・その1

2016年のニュルブルクリンク24時間耐久で総合優勝したのはメルセデスAMG GTでした。

そのニュルブルクリンク・ノルドシュライフェ(北コース)の別名ともいえる「グリーンヘル(緑の地獄)」という名前のボディカラーをまとった「AMG GT R」が発表されました。

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フロントにV8エンジン、リアに7速DCTトランスアクスル(変速機とファイナルを一体化したユニット)を配したフロントミッドシップFRであるAMG GT。4.0L・V8ツインターボエンジンは585馬力と700Nmへとパフォーマンスアップされています。

さらに、ボディカラーの『AMGグリーンヘル マグノ』が示すように、ニュルブルクリンク北コースで鍛え上げられたボディワークは、前後のスポイラーを大型化することでグリップレベルを上げ、コーナリング速度を速めているということです。

そのほか、9段階に切り替えられるトラクションコントロール、電子制御サスペンションも搭載。

レースシーンからダイレクトに生まれたロードゴーイングカーの迫力たっぷりのエアロダイナミクスボディは必見です。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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