スバル・WRXが3年目のマイナーチェンジ。キャビンの静粛性をアップ

富士重工業は、2.0リッター水平対向ターボエンジンを搭載するAWDスポーツセダン「スバルWRX S4/STI」に、3年目のマイナーチェンジ(年次改良)を実施。2016年5月11日より発売することを発表しました。

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エクステリアでの変更点はリヤワイパーブレードの形状です。空気抵抗の少ないエアロタイプの形状とすることでリヤワイパーによる風切り音を従来比85%低減しているということです。

また、フロントドアガラスの室内側ショルダー部ウェザーストリップを2枚化することで風切り音やロードノイズを低減し、キャビンの静粛性を高めることで、スポーツサルーンとしてのキャラクターを強めています。

インテリアでは、ルーフトリムの素材を従来の不織布からトリコットに変更しインテリアの質感を向上させるなどしています。

グレード構成は、これまで同様のS4(CVT)、STI(6MT)ともに2グレードを設定。

メーカー希望小売価格(消費税込)は、次の通りとなっています。

WRX S4 2.0GT EyeSight:334万8000円
WRX S4 2.0GT-S EyeSight:356万4000円

WRX STI:379万800円
WRX STI Type S:411万4800円

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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