TMFはこの事業に今後3年間で総額約3億6千万円の支援を予定しており、中山間地域に居住する人々が移動の自由を享受するとともに健康で豊かな暮らしの実現に向け、名古屋大学や地域とともに共同研究を実施していくとしています。
豊田章男理事長は「クルマが誕生以来、10億台以上が世界各地を走っているものの、世界には自由な移動を手にしていない人々が多く存在しており、豊かな地域に住む人々に限られたものであってはならない。」としており、その状況を変えたいと考えているそうです。
また今回の事業では「中山間地域の高齢者など多くの人々が“自由に移動する喜び”を感じることができるモビリティモデルの一つとなり、そのモデルが日本中の数多くの中山間地域のコミュニティ活性化につながっていくことを願っています。」とコメント。
今後も、トヨタの技術・安全・環境に関する専門知識を活用しながら、大学や政府、NPO や調査研究機関等と連携し、都市部の交通課題の解消、パーソナル・モビリティ活用の拡大、次世代モビリティ開発に資する研究などの取り組みをさらに拡大していく考えのようです。