水冷になったら味気なくなっちゃうんじゃないの、なんて想像するトライアンフファンもいるんじゃないかと思いますが、ご安心を。
ラジエターがフレームの間に収められているしホースも見えないから、水冷だってことはまずわかりません。エンジンも空冷と同じフィンが刻まれたりしているので見た感じのクラシカルな美しさは何も失われていないんです。
その証拠に……わたし、説明聞くまでこのバイクが水冷だって、まったくわかりませんでした。「ボンネ、新しくなるとかいって何が変わったんだよ」とかブツブツ言ってたくらい(お恥ずかしい)。
しかもインジェクションのカバーが、60年代使っていたアマルのキャブレター風のデザインになっていたりして、なんか逆に水冷の方が古っぽく見えてしまうんじゃないか、って思ってしまいました。
これはボンネビルのブラック。どうです? エンジンの雰囲気、とってもいいでしょう?
新型の水冷ボンネ(左)と60年代のボンネ。昔のイメージがいい感じで再現されていることがお分かりかと思います。
ボンネビルって本当に良いバイクだったので、それが今回どんな風に良くなったのか、とっても楽しみです。
公式サイト:トライアンフ・ジャパン
(ライター:後藤 武/Moto Be バイクの遊び方を提案するWEBマガジン)
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