世界初48V電動過給採用のアウディSQ7がまもなくデビュー

48-volt electrical system

電動式コンプレッサーだけでなく、分割されたスタビライザーをシチュエーションに応じて締結・切り離す「アクティブロールスタビライゼーション(EWAS)」もメカニズムの特徴ですが、いずれも48Vの電装系を採用しています。48V電源システムのために、ラゲッジ床下に470Whのリチウムイオン電池を搭載。なお、従来同様に12ボルトの鉛バッテリーを搭載しますが、48Vシステムが鉛バッテリーの負荷を低減しているといいます。

Cockpit

欧州での予約は2016年春を予定。ドイツでのメーカー希望小売価格は8万9900ユーロ~とアナウンスされています。

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる