スズキ・イグニスは走りのバランスと乗り心地の良さに高い実用性を備えた新ジャンルコンパクト【PR】

そして、気になるのがイグニスの走行性能。いくら使い勝手が良くても、走りが良くないと台無しですよね。走りをさらに探ってみましょう。

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イグニスは昨年登場したソリオと同じAセグメント用の新型プラットフォームを採用しています。

このプラットフォームは、軽量化と高剛性を両立し高い操縦安定性を実現したことが特徴、だと説明を受けましたが、試乗してまず感じたのはバランスの良さ。

2016020Ignis by maeda_006最高出力67kW(91ps)/最大トルク118Nm(12.0kgm)の1.2リットル・デュアルジェットエンジンとモーターを組み合わせたマイルドハイブリッドは、スタートした瞬間から、モーターのアシストのおかげで走り出しから小排気量と思えない出だしで、その後の加速でも十分なパワーを感じ、またアクセルを踏み込んだだけ加速していきます。

2016020Ignis by maeda_067坂道でアクセルを踏み込むと、CVT特有の音が多少耳に入るシーンもありましたがそれを補う走りのゆとりがドライバーに良い印象を与えてくれます。同クラスのソリオより短いホイールベース(ソリオ2480mmに対しイグニス2435mm)とワイドなトレッド(=左右両輪の距離、フロントでソリオ1435mmに対しイグニス1460mm)により、コンパクトで軽量(850〜920kg)なボディも功を奏し、コーナリングが続く山道などでも驚くほど軽快な走りを見せてくれます。

通常、軽量にすればするほど、落ち着きのない乗り心地になることが多いもの。けれど、ここでもいい意味で期待を裏切り乗り心地もソフトで好印象。軽量でコンパクトなボディサイズに似合わない(?)柔らかい乗り味を持っているのです。しかも、コーナリング時には安定してるため安心して走行することができるのは印象的でした。また登り坂などで高負荷なとき以外での走行時の静粛性はなかなかのものです。

また、イグニスには “デュアルカメラブレーキサポート(DCBS)”と呼ばれる衝突被害軽減ブレーキ機能や“車線逸脱警報機能”、“誤発進抑制機能”など、同クラスのコンパクトカーで最先端の安全装備がメーカーオプション設定されているのも大きな魅力です。(セーフティパッケージ装着車)

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特に“デュアルカメラブレーキサポート(DCBS)は”、2つのカメラでクルマや歩行者を認識して、万一の際自動ブレーキにより衝突を回避または被害を軽減する機能でドライブ時に頼もしい装備ですよね。

先ほども言いましたが、イグニスの走りはパワー、乗り心地、ハンドリングなどバランスの良さが印象的でした。そして、走りのみならずスタイル、居住性、使い勝手、安全装備を含めバランスが良いクルマだと多くの人は感じるのではないでしょうか。

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今回、撮影を担当したカメラマンはイグニスのラゲッジルームや大人2人がしっかり座れる後席の広さ、また走りを味わったあと「次のクルマはこれかな?」と半ば本気で話していましたが、一度、イグニスに乗ると多くの人が同じ感想を持つのではないでしょうか。余談ですが、普段クルマを撮影するカメラマンは、走っている車両の後席から走っている車両をブレずに撮る機会も多く、後席の乗り心地には職業柄特段ウルサイものなのです。

2016020Ignis by maeda_051開発担当者は「これまでになかった新しいジャンルです」と強調していましたが、使い勝手が良いサイズと高い実用性、またクロスオーバーの格好良さを備えたイグニスには、これまでクルマに興味がなかった人を含め多くの人から注目を集めそうなクルマです。

 

【文:テヅカ・ツヨシ 写真:前田 惠介】