そして極めつけは……
新宿西口のヨドバシカメラ前。
そっ、そうきたか!もはや、海外の雑誌の日本リポートの写真として使われていそうな感じになってきました。
さらにこんなのもあります。
場所は分からないけど、背景は「美しい」というより「雑然」。特別美しい町並みでもないし、電柱が邪魔で普通は雑誌用の撮影もこんな場所ではしません。
こういう“日常過ぎる広報写真”はかなり珍しいですね。どうして新型プリウスはこういった広報写真にしたのか?
担当者が適当に写真を作ってしまった……なんていうのはまずないでしょう。いくらなんでもそんなワケはない(と思う。たぶん)。
じゃあなぜ?
「日常」を表現したかったのではないでしょうか。キレイな写真はたしかにいいけれど、美しすぎるとなんだか現実離れ。
それよりも、今やかつてのカローラのように国民車となったプリウスの「日常に溶け込んだ、生活に密着した様子」を表したかったのではないかと思います。
そういえばトヨタは少し前に、こんな広報写真も作りました。
夜の銀座+クラウンマジェスタ。似合い過ぎです。
(工藤貴宏)