【東京モーターショー15】BMW M4 GTS、7シリーズ、X1は必見!

タンク内の水を霧状にしてインテークマニフォールドの高圧空気に直噴して気化することで、燃焼室内の温度を下げ500psまで出力を向上させることができます。

BMW_17

さらに、インテリジェント・ライトウェイト構造により 3.0kg/psという驚異的なパワー・ウェイト・レシオを達成。燃費も出力を考えると上々といえる8.3L/100kmを達成。

BMW_16BMW_14

プレスデーでは、ステージ横に配置された新型BMW X1も必見です。ボディサイズは全長4455×全幅1820×全高1610mmで、全幅は20mmワイドになり1800mm制限がある駐車場の制約も気になるところですが、全長は30mm短くなり狭い道でも取り回ししやすそう。

なお、展示車のX1 xDrive20i xLineは、2.0Lの直列4気筒エンジンを搭載し、192ps/5000rpm、14.6km/Lという燃費を達成しています。

フランクフルトモーターショーで公開されたプラグインハイブリッドも注目です。日本初公開(アジア初公開)のBMW 330eは、2.0Lの直列4気筒ターボとモーターを組み合わせたPHVで、欧州複合モードで約52.6km/L、EV走行でも約40km走行できます。

BMW_08BMW_10

さらに、BMW 2シリーズ アクティブ ツアラーのBMW 225xeでも、電気だけのローカル・エミッション・フリー走行が可能。こちらは1.5Lの直列3気筒に後輪を駆動するモーターを組み合わせ、モーターのみで41kmの走行が可能で、約50km/Lの燃費を達成。

BMW_12

また、BMW 7シリーズのプラグイン・ハイブリッド・モデルであるラグジュアリー・セダンBMW 740e、同じく発表済みのBMW X5 xDrive40eも含め、コンパクトカーから大型モデルまで揃うことになります。

(塚田勝弘)

【関連記事】

■BMWはダイナミックな走りと環境イメージを主張! BMW M4 GTSを世界初公開
https://clicccar.com/2015/10/29/336159/

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる