伝説のラリーカーとスポーツ自転車から着想を得たコンパクトSUV ─ 日産・Gripz Concept 画像ギャラリー

Vモーショングリル、フロント・リヤのブーメラン型ランプ、フローティングルーフ、キックアップCピラーがその4つ。

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さらに、ツール・ド・フランスのロードレース用自転車のように一切の不要な装飾を排除したかのような「軽さ」と、ラリーカーが持つ「強さ」で、俊敏な印象をもたらしているそうです。

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パワートレーンは、電気自動車の技術をベースにしたシリーズ・ハイブリッドEVシステム「Pure Drive e-Power」を搭載しています。

大容量モーターは日産リーフと同じで、最高出力80kW、最大トルク254Nmを実現。駆動に必要な電気はガソリンエンジンで発電。

「Pure Drive e-Power」には、日産がEV開発の中で培った様々な制御技術が統合され、圧倒的な静粛性と優れた燃費効率はもちろん、スムーズで素早いリニアな加速が可能も実現しているそうです。

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外観では、ハイビームとロービームを搭載した長方形のライトに取り囲まれ、低い位置に取り付けられたVモーショングリルをメインとしたフロントマスクが印象的。

インテリアも個性的で、シートとセンターコンソールはレース用自転車のサドルからダイレクトにインスピレーションを受けたものだそう。

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また、3スポークのステアリングホイール は、エクステリアのタイヤホイールをイメージしているそうで、タイヤのサイドウォールに使用した特注グラフィックも再現されています。

■日産のコンパクトクロスオーバー「Nissan Gripz Concept」は次期ジュークか?
https://clicccar.com/2015/09/16/327348/

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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