Vモーショングリル、フロント・リヤのブーメラン型ランプ、フローティングルーフ、キックアップCピラーがその4つ。
さらに、ツール・ド・フランスのロードレース用自転車のように一切の不要な装飾を排除したかのような「軽さ」と、ラリーカーが持つ「強さ」で、俊敏な印象をもたらしているそうです。
パワートレーンは、電気自動車の技術をベースにしたシリーズ・ハイブリッドEVシステム「Pure Drive e-Power」を搭載しています。
大容量モーターは日産リーフと同じで、最高出力80kW、最大トルク254Nmを実現。駆動に必要な電気はガソリンエンジンで発電。
「Pure Drive e-Power」には、日産がEV開発の中で培った様々な制御技術が統合され、圧倒的な静粛性と優れた燃費効率はもちろん、スムーズで素早いリニアな加速が可能も実現しているそうです。
外観では、ハイビームとロービームを搭載した長方形のライトに取り囲まれ、低い位置に取り付けられたVモーショングリルをメインとしたフロントマスクが印象的。
インテリアも個性的で、シートとセンターコンソールはレース用自転車のサドルからダイレクトにインスピレーションを受けたものだそう。
また、3スポークのステアリングホイール は、エクステリアのタイヤホイールをイメージしているそうで、タイヤのサイドウォールに使用した特注グラフィックも再現されています。
■日産のコンパクトクロスオーバー「Nissan Gripz Concept」は次期ジュークか?
https://clicccar.com/2015/09/16/327348/
(塚田勝弘)