レヴォーグ
日本専売モデルとしてデビューし、話題となったステーションワゴンの「レヴォーグ」。
日本の道路環境における使い勝手を徹底的に追及したというだけあり、例えばボディサイズは4690×1780×1485mmと取り回しに優れています。
さらに、室内空間が広いこともポイント。とくに荷室は、長年培ってきたワゴンづくりのノウハウが活かされており、その容量は552Lを実現。フラットでスクエアな空間でもあり、スペースを無駄なく効率よく使えます。
搭載するエンジンはスバルでお馴染みの水平対向。300ps/400Nmという圧倒的な性能を誇る2.0Lのほか、パフォーマンスと低燃費を両立した1.6L版(170ps/250Nm)の2種類を用意。そのパワーを、低重心と重量バランスに優れた構造の4WDシステム“シンメトリカルAWD”で路面へ的確に伝えます。
なお、今年5月には“ぶつからない”で有名なEye Sight(Ver.3)に後速報警戒支援機能/サイドビューモニター/ハイビームアシスト/アイサイトアシストモニターを追加できる「アドバンスドセイフティパッケージ」を設定し、安全性にさらなる磨きを掛けました。
同時に、足回りの見直しや後席まわりに制振・静音対策が施され、乗り心地もアップさせたとのこと。
WRX S4
300ps/400Nm……と、圧巻の性能を発揮する2.0L水平対向4気筒ターボを搭載するハイパフォーマンスセダン。それが「WRX S4」なのです。
もちろんルックスは、その性能を窺わせるように、迫力に満ちたデザイン。とくにボンネットに備わる大開口エアインテークがスバルらしさも強調しています。また、4本出しのマフラーが標準装備となる点はスポーツカー好きにはたまらないです。
先に紹介した「レヴォーグ」のセダン版ということもあり、インテリアのレイアウトは共通ですが、シートやステアリングのステッチをはじめ、随所にレッドをアクセントに用いたことで、よりスポーティなキャラクターが強調されています。
なお、「レヴォーグ」と同じく今年6月に一部改良を実施。安全装備を充実させたほか、足回りのセッティングを見直したことで乗り心地も向上しています。
エクシーガ クロスオーバー7
走りのミニバンとしてユニークな存在であった「エクシーガ」を前身に、流行のSUVのテイストを織り込み、充実した生活を彩る個性派モデルとして登場したのが「エクシーガ クロスオーバー7」です。
プロポーションはエクシーガの面影を残しつつも、ボディ下部をプロテクターで覆い、フロントグリルは新デザインを採用することで、タフさとスタイリッシュさを見事に演出。
また、インテリアもレイアウトこそ「エクシーガ」と同じですが、シートやインパネを明るめのブラウンを採り入れたことでカジュアルな雰囲気を醸し出しています。
もちろん、「エクシーガ」同様に3列目も用意。最大で7名乗車出来ますし、使わないときは折り畳んでおけば、フラットな荷室になるなど、実用性も抜群です。
駆動方式も定評のある4WDを採用しており、積雪路などの悪路でも踏破できるので、アウトドアレジャーにピッタリの一台です。
(今 総一郎)