マツダの生産台数から分かる各モデルの好調、不調とは?

一方の海外は、3月単体で60.4%アップの4万4279台、2014年4月〜2015年3月は53.5%プラスの45万5659台。

国内、海外を合わせた海外総生産台数は、3月が13.8%増の130万716台、昨年4月から今年3月までは8.3%増の137万5064台となっています。

MAZDA_01

国内生産は消費税増税などの影響もあり3月も単月も、2014年4月〜2015年3月もマイナスに。

国内生産では、ビッグマイナーチェンジを受けたCX-5が2%台のプラス(3月単月も2014年4月〜2015年3月も)で、アクセラは3月が36.6%のマイナス、2014年4月〜2015年3月は20.2%減、大幅改良を受けたアテンザは3月が27.5%増、2014年4月〜2015年3月では0.3%増となっています。

MAZDA_03

海外生産が増えたのは、新型に移行したデミオで、3月単月は1129.9%も増加し、2014年4月〜2015年3月でも118.0%と大きく伸ばしています。

「スカイアクティブ」技術やデザインも好評で、最近好調なマツダも各モデルの生産台数を見ると、マイナーチェンジや大幅改良、フルモデルチェンジによる商品力維持や向上が欠かせないことがよく分かります。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる