ポルシェの新たなベンチマークを確立する2台のモデルが登場!

サーキットモデルの詳細は公表されていませんが、残りのもう1台はケイマンGT4で、今回のお披露目に先立ちフォトデビューを果たしています。 

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ケイマンGT4には、911カレラSから流用された最高出力385psを発生する3.8Lエンジンを搭載。

低い位置に装着されたフロントスポイラーにより一新されたフロントエンド、エンジンフード前方に追加されたエアアウトレット、さらにリヤウイングによって、前後のアクスルの双方にダウンフォースを発生させるという、唯一のケイマンになっているのが見どころのひとつ。

30mm車高が下げられたシャーシと大径のブレーキシステムは、911 GT3から流用されたコンポーネントによってモータースポーツにも対応できるスペックになっています。

エンジンスペック以外の詳細はワールドプレミア時に明らかになると思われますが、911とケイマンの差が縮まりクロスするようなGT4もポルシェファンからも注目を集めそうです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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