箱根ターンパイクの公道ドリフト空撮も見られるTOYO GT-Rメイキング映像

「まぁ勝つのは難しいだろうな」という衝撃のコメントからスタートするこの動画、先日もティザー予告を紹介しましたが、Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACINGのGT-Rを紹介する動画の本編です。

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昨年、世界初のドリフト競技用GT-Rとしてデビューしたこのマシン、東京オートサロンでの発表以来、たいへんな注目を集めていましたが、当初の見通しは明るいものではありませんでした。名手・川畑選手をもってしても、成績は低迷するんじゃないかと思われていたのです。というのは、ドリフトマシンを作るのはそう簡単ではないから。その理由や、ドライバーからの感想を、トラストの中上監督やドライバーの川畑選手が語ってくれます。

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しかし、まもなくデビューから1年がたつこのマシン、すでにD1GPのなかでも群を抜く戦闘力を身につけました。それは、川畑選手の高い開発能力と、そのリクエストに応えられるだけのアイディアと技術力がトラストチームにあったから、そしてそのすべてを路面に伝えることができるプロクセスR1Rというタイヤが存在したからでしょう。動画の中では、川畑選手や中上監督、そしてトーヨータイヤの開発担当・富髙サンらがなにを求めてD1GPを戦っているのかも語ってくれます。

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そして後半は、箱根ターンパイクを閉鎖して行われた公道ヒルクライムの模様。これはカッコいい! 最高で215km/hに達するというハイスピードでコーナーに進入し、白煙を上げながらワインディングロードをドリフトで駆け抜けていくシーンは、前代未聞のエクストリームさです。そしてヘリコプターを使った空撮映像のスピード感が超クール!

モータースポーツシーズンを前に、これを見てときめいてください!

(まめ蔵)

http://www.toyo-rubber.co.jp/

 

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この記事の著者

まめ蔵 近影

まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
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