MIRAIの発表会では、約200台を受注していることが明らかにされましたが、納車までは1年以上かかる可能性もあるそうで、先の一部報道では自社開発と自社生産にこだわるFCVのキモといえる、FCスタックと水素タンクも増産する方向とのことです。
インフラ整備などの課題もありますが、「卵と鶏」の議論だけをしていくのではなく、走り出しながら考えている感のある「FCVの発売と水素ステーションの建設」は、自公連立政権が勝利したこともあり、当初の予定どおり推進してされていくことは間違いないでしょう。
買いたくてもクルマが納車されない、あるいは水素ステーションが近くになくて売ってくれないなど、まだまだハイブリッドのように普及は先でしょうが、MIRAIの増産が進めば第一歩、第二歩と着実に進むのは間違いないと思われます。
(塚田勝弘)