「なんだか、いつもより視界が悪いような……」
雨の中を運転しているときに感じた、この違和感。もしかしたら、それはワイパーの拭き取りが甘いせいかもしれません。
ワイパーの拭き取りが悪くなってしまう原因は、主に2つあります。
まずはワイパーゴムの劣化です。
雨や紫外線など、常に過酷な環境に晒されることで、ゴムは日々劣化していき、やがてひび割れたり切れたりします。なので、「拭き取りが甘いなぁ」と思ったら、まずはゴムの部分を触って確認してみてください。
ワイパーゴムの交換方法
どうでしょうか、拭き取りは良くなりましたか?
もしかしたら「実際にゴムを触ってみても、ひび割れがない」や、「ゴムを新品に替えたのに拭き取りが甘い」という方がいらっしゃるかもしれません。
そんなときはワイパーブレードが劣化している可能性があります。
ワイパーブレードはワイパーゴムを窓ガラスに密着させるためのパーツで、こちらも経年劣化によって関節部分に緩みが生じ、ゴムを抑える力が弱くなってきます。そうなると、たとえゴムを新品に替えても上手く拭き取ることができなくなってしまうのです。
ワイパーブレードの交換方法
それぞれの交換方法を動画でご紹介しましたが、思ったよりも簡単そうじゃないですか?
ちなみに、ワイパーゴムやワイパーブレードの交換時期は約1年と言われています。車検などのタイミングと合わせれば、交換時期を把握しやすいですよね。