受賞テーマとなったのは「過給ダウンサイジングエンジンの開発」。欧州生まれのダウンサイジングコンセプトはいまや世界的に拡がっていますが、そうしたトレンドをリードする性能が評価ポイントということです。
具体的には、レギュラーガソリン仕様でありつつ、11.0という高い圧縮比の過給エンジンを実現。2.5リッター自然吸気エンジン相当のパフォーマンスと17.4km/Lという優れた燃費性能を両立したことが評価されたといいます。
なお、日本燃焼学会とは、国際燃焼学会の日本支部であり、わが国の同分野において最も権威ある学会ということです。
(山本晋也)