消費税増税の影響は確実! 新車販売は2年ぶりに500万台割れか!?

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トヨタの国内販売は69万7662台で前年同期比92.1%、ダイハツは30万6588台で95.3%。

ホンダは38万3256台で114.9%、日産は29万894台で、前期比92.4%。スバルは7万3297台で82.2%。マツダは9万454台で前期比81.8%。

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スズキは36万6883台で前年同期比110.5%、三菱は5万6844台で前期比85.5%となっています。

前年同期比を上回ったのはリコールに揺れるホンダ、ハスラーなどの軽自動車が好調だったスズキのみで、消費税増税による駆け込み需要の反動はかなり大きかったといえます。

日本経済新聞などによると、2014年度の国内新車販売は2年ぶりに500万台を割り込む見通しと報道していますが、各メーカーの上半期の新車販売を見ると、新車効果も限定的で、消費税増税の影響は確実にあります。

消費税を10%に増税する替わりに自動車取得税撤廃がされてもすでにエコカー減税対象車は恩恵ありませんし、自動車税の軽減率25%の廃止や軽自動車税増税などもあります。2015年10月の10%への消費税増税がどうなるか、行方も気になるところです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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