ホンダも超小型EVでワンウェイ型カーシェアリングの社会実験をさいたま市で実施

大宮駅周辺に34か所のカーステーションを設置し、合計9台の「MC-β」を使って、さいたま市民・市内企業従事者ならびに同市への来訪者の登録会員を対象に、目的地のカーステーションで乗り捨て可能なワンウェイ型カーシェアリング「超小型EVにサクサク乗ってみませんか?」というコピーで認知を図るそうです。

honda_02今回の社会実験により、移動距離の少ない都市部における小型電動モビリティの活用方法やニーズのさらなる探索を行うとのこと。

カーステーションのひとつであるさいたま市営桜木駐車場(さいたま市大宮区)に運営事務所が設置され、2014年9月30日には開所セレモニーも開催されます。

ワンウェイ型を含むカーシェアリングの普及は、都市部の移動をより便利に、渋滞や駐車場、環境問題などの解決の一助になりえますし、バス廃止など交通公共機関の補完としても期待できます。

■  メルセデス・ベンツなどがワンウェイ(乗り捨て)カーシェアリングを開始する狙いは?
https://clicccar.com/2014/07/29/263278/

■  トヨタが1人乗りEV「TOYOTA i-ROAD」のモニター調査を首都圏で実施
https://clicccar.com/2014/03/27/250245/

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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