1リッターの燃料で100km走る? ルノーのエコカーは左右非対称ボディ

運転席側が1ドア・助手席側が2ドアの左右非対称ボディは、軽さを実現するために、フロントフードはもちろん、ドアのアウターパネルも樹脂製となっているのも注目点。それにより、重量は955kgと、従来製法のBセグメントカー(ルノー・クリオ)に比べて、なんと400kgも軽量化を果たしているといいます。

また、空力性能でいえばホイールの開口部を状況に応じて開閉する「アクティブホイール」を採用していることも、コンセプトカーらしいトピックス。

なお、外部充電に対応したリチウムイオンバッテリーの総電力量は6.7kWh。そのバッテリーによるゼロ・エミッション(ガソリンを使わない)航続可能距離は60km。電動モードでも最高速は120km/hまでカバーするということです。

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(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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