運転席側が1ドア・助手席側が2ドアの左右非対称ボディは、軽さを実現するために、フロントフードはもちろん、ドアのアウターパネルも樹脂製となっているのも注目点。それにより、重量は955kgと、従来製法のBセグメントカー(ルノー・クリオ)に比べて、なんと400kgも軽量化を果たしているといいます。
また、空力性能でいえばホイールの開口部を状況に応じて開閉する「アクティブホイール」を採用していることも、コンセプトカーらしいトピックス。
なお、外部充電に対応したリチウムイオンバッテリーの総電力量は6.7kWh。そのバッテリーによるゼロ・エミッション(ガソリンを使わない)航続可能距離は60km。電動モードでも最高速は120km/hまでカバーするということです。
(山本晋也)