先日登場した新型ポロは、確かに顔つきは変わりましたが、全体的にはあまり変わっていないように見える…と思っている方もいるはず。インポーターであるVGJでは、新型ポロと言いきっていますが、日本流にいえばビッグマイナーチェンジという内容です。
ボディサイズは全長3995×全幅1685×全高1460mmと変わりなく、見た目ですぐに分かる顔つきは、フロントグリルやバンパーのデザインを変更。
より上質でハンサムになった印象で、遠くからだと一瞬ゴルフに見えるかもしれません。
ボンネットやドア、ルーフ、テールゲートなどの大型のパネル類は変わっていないようで、リヤはバンパーやテールランプの意匠が変わっています。
インテリアでもゴルフと同タイプのステアリングやメータークラスターの採用、さらにドアトリムにクロームを施してクオリティをアップさせています。
注目なのがオーディオ/ナビで、インフォテインメントシステム「Composition Media」は。CDプレイヤーをはじめ、Bluetoothやハンズフリーフォンなどに対応するもので、6.5インチディスプレイを搭載し、タッチスクリーンでの操作が可能。
ナビはクラリオン製を採用し、音声操作コントロールで最先端を走る「Intelligent VOICE」に対応する「714SDCW」をオプションで設定しています。
なおゴルフの純正インフォテインメントシステム「Discover Pro」は、取付や取り回しスペースの都合でポロには装着できず、日本向けは2DINサイズに収まるクラリオン製ナビが採用されたそうです。
価格は「ACC」やリヤビューカメラ、オートライトやオートエアコンなどが標準装備される買い得感の高い「TSI Comfortline Upgrade Package」が249万5000円、「TSI Comfortline」が223万9000円です。
(塚田勝弘)