MINIペースマンは2013年に導入されたばかりですから、現行型のマイナーチェンジは当然でしょう。3ドアながらも後席は座ってしまえば大人でも十分に実用になる広さで、クロスオーバーと比べると街中での遭遇率は低いですが、多彩な趣味を持つ独身の方やディンクスでもイザというときに後席に着座できるのが強みです。
注目のクリーンディーゼルエンジン仕様は、「MINI Cooper D Paceman」というグレード名。
2.0L直列4気筒ディーゼル・エンジンは、コモンレール・ダイレクト・インジェクション・システム、可変ジオメトリー・ターボチャージャーなどにより、優れたレスポンスと低回転から強力なトルクを発生するのが自慢です。
112ps/270Nmのスペックは、2.5Lガソリン以上の最大トルクを誇り、燃費は16.3km/Lを達成と、ディーゼルならでは特徴が目を惹きます。
これは、従来のガソリン「MINI Cooper Paceman」と比べると、燃費は約16%も向上。また、DPF(粒子状物質除去フィルター)、NOX吸蔵還元触媒などを採用することで、「ポスト新長期規制」をクリアし、取得税および重量税は免税、自動車税については75%減税が適用されます。
また「MINI Cooper S Paceman」に搭載されているガソリンエンジンも改良され、最高出力が従来モデルより5kW向上し、最高出力190psになり、燃費は17.1km/Lで約6%のアップ。
価格帯は、1.6Lガソリンの「MINI Cooper Paceman」の6MTの308万円から「MINI John Cooper Works Paceman」の6ATの477万円。「MINI Cooper D Paceman」は、6速ATのみで、価格は341万円です。
なお、本記事の写真は最もスポーティな「John Cooper Works Paceman」になります。
■7番目のMINI ペースマンの走りは、MINIクロスオーバーとどう違う?
https://clicccar.com/2013/03/23/215639/
■MINI「ペースマン」画像ギャラリー – 「ミニの日」に登場したMINIシリーズの7作目
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■MINI ペースマン「John Cooper Works」画像ギャラリー ─ 痛快な走りと内外装が刺激的
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(塚田勝弘)