豊田通商、名古屋に商業用水素ステーション建設へ

同式典には、日本エア・リキードやトヨタ部品愛知共販、サービスステーションなどを運営するシグマ商事など関係者が出席し、工事の無事を祈願。

同水素ステーションは、2014年から2015年にかけてトヨタなど国内自動車メーカーが販売を予定しているFCV向けの水素供給を目的としたもので、名古屋市中心部では唯一にして初となる商業用水素ステーションとして、都市部におけるFCV普及に貢献するものと期待を集めています。

また、豊田通商は豊田市の玄関口の1つである東名高速道路の豊田インターチェンジにも、シグマ商事所有のガソリンスタンド内に水素STを併設する予定。

02豊田インターチェンジ水素STは、法制上の制約をクリアするために既存のガソリンスタンドを全面改装し、一から作り直すもので、今後、こうしたガソリンスタンド併設型水素STの先例としても注目を集めるはず。

この2か所の水素ステーションは、来年1月の開所の見込みで、事業運営は豊通エア・リキードハイドロジェンエナジーが担うそうです。

■岩谷産業が東京タワー直下に水素ステーションを建設へ
https://clicccar.com/2014/09/03/266967/

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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