現行ベンツVクラスファン必見!最後の30台限定車「V350 Grand Edition」

Vクラスといえば、脱着可能な2列目、3列目シート。取りはずしには大人2〜3人がかりで、しかもかなりの力がいるので日常では付けっぱなし、外しっぱなしになりそうですが、それでも貴重な大型輸入ミニバンであり、サードシートまで大人がゆったりと座れる空間と大きなシートが魅力。

Viano 2011258ps/340Nmを発揮する「3.5L V6エンジン+5AT」のパワートレーンは、巨体を走らせるには必要十分な動力性能。走りには少し古さを感じさせましたが、2011年のマイナーチェンジ以降は乗り心地やハンドリングも洗練されています。

今回の限定車「V 350 グランドエディション」は、「V 350 アンビエンテ」がベースで、カタログモデルに設定のない「アバンギャルド仕様(クロームストリップ付フロントスポイラー、ハイグロスクロームドアミラーカバー)」や、専用19インチ5ツインスポークアルミホイール&ワイドタイヤなどの特別装備を組み合わせることで、スタイリッシュで精悍な印象を高めています。

さらに、Vクラスでは初めてとなるホワイトメタリックの専用ボディカラー(ロッククリスタルホワイト)を採用しているのもポイント。

インテリアは、広々としたキャビンに余裕を持って配置された本革の6座独立エグゼクティブシート(3列目は左右独立シート)に、専用のサテン仕上げウォールナットウッド調インテリアトリムを組み合わせて質感を高めています。

機能では、人気の高いHDDナビゲーションシステム&リヤビューカメラを装備。「デュアルガラス・スライディングルーフ(挟み込み防止機能付)」が開放感をより高めるほか、リヤシートの利便性を高める収納式センターテーブルなども用意しています。

価格はベース車の「V350アンビエンテ」の634万6000円から64万4000円高となる699万円。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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