「SUPER GT2014」の開幕戦で見事、1-2フィニッシュを飾った「BMW Z4 GT3」を記念してリリースされた「BMW Z4 sDrive 20i GT Spirit」。BMWモータースポーツのテーマカラーであるアルピンホワイトのボディカラーや空気抵抗低減に貢献するリヤディフューザーなど「BMW Z4 GT3」譲りのアグレッシブなエクステリアに目が奪われます。
しかし、こうした特別限定車などは、実車を見ずにWebやカタログだけで即決しないと完売してしまうのも珍しくありません。今回の限定車は、「BMW Z4 sDrive 20i M Sport」の591万円よりも18万円高い609万円という価格設定になっています。
「M Sport」で人気オプションの19インチMライト・アロイ・ホイールを標準装備しているほか、インテリアではブラックのアルカンターラ/レザーのスポーツシートに、オレンジのステッチとハイライトがアクセントとして付加されていて、専用装備を考えると決して高くはありません。
ところで、東京駅八重洲口と地下街でつながっている「BMW Group Studio」をご存知でしょうか?
BMWやMINI、そして現在開催中の「M」モデルなど、ニューモデルや話題のクルマを実車でじっくりチェックできるギャラリーで、こちらではクルマの販売はしておらず、ふらりと気軽に立ち寄れるため、近くのビジネスパーソンを中心に多くのお客さんが訪れるスポット。
この「BMW Group Studio」では7月8日(火)〜29日(火)まで、上記の「BMW Z4 sDrive 20i GT Spirit」はもちろん、ミネラル・グレーの「ニューBMW M3 セダン」、オースチン・イエローの「ニューBMW M4 クーペ」が展示されています。限定車を実際に確認できるチャンスです。
そして、7月13日(日)までは「SUPER GT」に参戦している、BMW Sports Trophy Team Studie「BMW Z4 GT3」も特別展示されており、ツーリングカーマシンとそのスピリットを受け継いだ特別限定車と見比べることができるという、レアな機会も用意されています。
同ギャラリーは、毎回テーマに沿ったモデルを一度に集めることで、複数のモデルを実車で確認できるだけでなく、正規ディーラーの展示車や試乗車ではあまり用意されないボディカラーや仕様などもチェックできるのもメリット。
また、7月29日まで展示中の「M」モデルは、セダンの「M3」、クーペの「M4」。歴代「M3」は「羊の皮をかぶった狼」という例えが最も似合うセダン/クーペであり、ファンならずとも気になる存在であるはず。
そこで、M3セダンにするかM4クーペにするか迷っている方や、M3セダンのミネラル・グレー、M4クーペのオースチン・イエローを自分の目で見てみたい、あるいは「とりあえず見るだけでも」という人にもオススメです。
「SUPER GT」に参戦しているBMW Sports Trophy Team Studie「BMW Z4 GT3」はさすがに見るだけですが、「BMW Z4 sDrive 20i GT Spirit」と「M3セダン」と「M4クーペ」の市販モデルは運転席に収まったり、ボンネットやトランクを開けて眺めたりと時間が許す限り堪能できます。もちろん、「BMW Group Studio」で「M」モデルに惚れてしまった! となれば、正規ディーラーを紹介してくれます。
■BMW Group Studio
http://www.bmwgroup-studio.jp/
(Text:塚田勝弘/Still Photo:前田惠介)