クルマはここまで進化していたのか!
技術的な面では納得がいくと思います。前車との車間距離を保ちながら車速一定で走るクルーズコントロールと、自動操舵で車線を保つレーンキーピングアシスト、そして緊急時の自動ブレーキは、いずれもすでに実現している技術です。そして、その3つを組み合わせれば、こういった走行が可能であることも理解できます。
しかし、じっさいにそれを動画で見せられると、やっぱりインパクトは大きい。これはヒュンダイのCMなんですが、日本では韓国車がほぼ輸入されていないことから、その実力ってわかりませんよね。でも、こういう動画を見ると、電子デバイスに関しては日欧と比べて遜色ないようです。
さて、動画の内容ですが、テストコースを隊列を組んで走り出した6台のヒュンダイ。ところが、運転者がひとりずつ、トラックに飛び移っていってしまうではありませんか! 無人になったクルマの隊列は……。
最新の技術を持ってすれば交通事故はさらに減らせるんだろうな、と思いつつ、逆に、これだったら、交通状況しだいでは寝たまま東京から青森まで行けてしまうんじゃないか? と思ったりして、空恐ろしくも感じます。
(まめ蔵)