フォードの新タイプ助手席用ニーエアバッグ

膝を守るニーエアバッグは、インパネやステアリングコラムなどとの衝突を避けるのが役割で、中型車以上の多くに標準もしくはオプションで用意されています。ニー(膝)といっても膝から脛辺りまでをカバーするタイプが一般的なようです。

2015FordMustang_PassengerKneeAirbagフォードが2015年モデルの新型マスタングに搭載すると発表したのは、助手席用のニーエアバッグで、グローブボックスのリッドに組み込めるまで小型・薄型化されているのが特徴。

The All-New Ford Mustangエアバッグを膨らませるためにガスを発生させるインフレーターは、従来よりも65%も軽量化され、サイズも75%まで小さくなっているそうです。

形状を見ると、「バッグ」というよりも膝当てのような形状ですが、すでにアメリカでは15の特許を得ています。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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