スズキ・スイフトに特別仕様車の設定と「RS」の一部改良

トヨタ・ヴィッツのマイナーチェンジ、日産マーチの一部改良、そして1.5Lディーゼルの搭載を明らかにした次期マツダ・デミオの影もちらつくとなると、スズキ・スイフトにもテコ入れが必要! と判断したのか、それともスケジュールどおりなのかは分かりませんが、スイフトに特別仕様車が設定されました。 suzuki_swift_01「STYLE」と「STYLE-DJE」の2モデルで、エンジンはともに1.2L DOHCのNAですが、後者はモデル名どおり、デュアルインジェクションシステム搭載モデル。

ƒvƒŠƒ“ƒg「XG」、「XG-DJE」がベースで、専用メッキフロントグリル、切削加工とブラック塗装が施された16インチアルミホイールを装着し、ボディカラーにはモノトーン7色に加えて、「プラズマイエローパールメタリック ブラック2トーンルーフ」、「プルシアンブルーパール ホワイト2トーンルーフ」、「スーパーブラックパール ホワイト2トーンルーフ」という3色の2トーンカラーを設定しています。

プリントインテリアは、レザー調と「ラックススェード」を組み合わせた専用シート表皮などにより質感を向上し、リモート格納ミラーやIRカット機能付フロントガラス、プレミアムUVカットガラス(フロントドア)などを装備したほか、ディスチャージヘッドランプ、フロントフォグランプ、LEDイルミネーションランプをセットでメーカーオプション設定するなど、装備を充実させているのも朗報。

suzuki_swift_09欧州仕様のチューニングを施した足まわりとエアロスタイルが自慢の特別仕様車「RS」にも、低燃費と力強い走りを両立する「デュアルジェット エンジン」と「エネチャージ」をはじめとする低燃費化技術を搭載した「RS-DJE」を追加設定しています。

ƒvƒŠƒ“ƒgさらに、LEDイルミネーションランプを採用するなど「RS」の一部仕様変更を行い、ラインナップと装備の充実を図っています。

特別仕様車にも一部改良を施す例は、あまり聞いたことがありませんが、スイフトの商品力向上で国産コンパクトカーの競争が激しくなるのは間違いないでしょう。

価格帯はスイフト・STYLEが146万7720円〜167万9400円、STYLE-DJEが158万8680円〜176万7960円、RSが148万1760円〜169万7760円、RS-DJEが160万2720円〜178万6320円。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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