ダイハツ新型「コペン」フルモデルチェンジ! エコカー免税の軽自動車オープンカー

2013年秋の東京モーターショーで「KOPEN(コペン)」として出展。続いて、2014年1月の東京オートサロンではカスタマイズバージョンの披露していた「KOPEN」が、ついに正式発表。2代目となるダイハツのオープン2シーター軽自動車「コペン」が、2014年6月19日から発売開始です。

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コンセプトカーのときから、コペンの特徴としてボディのアウターパネルやインテリアパーツを自由に交換できる点がアピールされていましたが、その内外装着脱構造「DRESSFORMATION(ドレスフォーメーション)」は市販車でもしっかり実現。ボディ剛性を骨格のみで確保する「D-Frame(ディーフレーム)」に、軽量な樹脂製アウターパネルをボルト固定する構造になっています。

外観は、スタンダードなルックスの「コペン ローブ」から発売。2014年秋には「コペンX(クロス)モデル」が発売予定となっているほか、丸目の「第三のデザイン」も公開されています。

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エンジンは3気筒ターボ、駆動方式はFF、オープンルーフは電動開閉式で、トランスミッションは5MTとCVTを用意します。メーカー希望小売価格は、CVTが1,798,200円、MTが1,819,800円。

CVTはアイドリングストップ機能を備え、JC08モード燃費は25.2km/Lとなり、エコカー減税の免税レベル。5MTは22.2km/LのJC08モード燃費で、エコカー減税軽減レベル(取得税60%減税、重量税50%減税)となっています。

またボディカラーは、リキッドシルバーメタリック、パールホワイトIII、ブライトシルバーメタリック、ブラックマイカメタリック、マタドールレッドパール、トニコオレンジメタリック、ジョーヌイエロー、クリアブルークリスタルメタリックの全8色、ドアミラーやルーフはいずれもブラックとなっています。

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●コペン ローブ(MT)主要諸元
車両型式:DBA-LA400K
全長:3395mm
全幅:1475mm
全高:1280mm
ホイールベース:2230mm
車両重量:850kg
エンジン型式:KF型
エンジン形式:直列3気筒DOHCターボ
総排気量:658cc
最高出力:47kW/6400rpm
最大トルク:92Nm/3200rpm
タンク容量:30L(レギュラーガソリン)
燃料消費率:22.2km/L(JC08モード)
ブレーキ:前ベンチレーテッドディスク/後リーディング・トレーリング
サスペンション:前ストラット/後トーションビーム
タイヤサイズ:165/50R16 75V

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(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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