普段クルマに乗っていないいわゆる「サンデードライバー」は、ドライバーの運転技術や勘が鈍っているだけでなく、愛車のコンディションも万全でない可能性もあります。久しぶりにクルマを動かすのであれば、高速道路に乗る前に給油だけでなく、タイヤの空気圧やバッテリーやオイルのチェックなどひと通りしておきたいもの。
ゴールデンウィークになると、あちこちで渋滞や事故などがありますが、当然ながら忙しくなるのがJAFで、GW中に救援依頼が急増するとのこと。じつに11.9秒に1件の頻度で出動するそうで、高速道路で多いのが約28%で「タイヤのパンク」、つぎが「燃料切れ」で約11%。
また、JAFでは、ロードサービス救援現場で故障救援依頼の応急処置を行った後に、故障か所以外にもオイルや冷却水、バッテリー、タイヤなどを無料で点検し、故障や事故を未然に防ぐための「ワンポイントアドバイス」を実施。
平成25年度は142万2141件実施し、点検の結果、応急処置または修理が必要だったか所は19万7831件に。そのうち最も多かったのはタイヤ関係で、「空気圧」、「摩耗・ひび割れ」などの不具合が9万8829件に上ったそうです。
とくに高速道路で多いという、パンクと燃料切れはドライバーの責任ですので、せっかくの楽しいドライブがだいなしにならないように、少しの準備をしてから出かけたいものです。
(塚田勝弘)