日産のプレス向け「2104年度国内販売の取組」で、以前にお伝えした「スマート・ルームミラー」の装着車が公開されました。ちなみに同発表会では、ダイムラー製2.0Lエンジンを新型スカイラインに搭載すること、第二のEVとして「e-NV200」の投入なども公表されています。
「スマート・ルームミラー」を簡単におさらいすると、高性能狭角カメラとルームミラーに内蔵された特殊形状液晶モニターにより構成されており、カメラの映像を液晶モニターに映し出すことで、従来よりも広くてクリアな後方視界が得られるというもの。
今年のル・マン24時間レースを走るレーシングカーにも採用予定という「スマート・ルームミラー」は、2月末の発表時では今春からディーラーオプションとして設定するとアナウンスされていましたが、やや遅れて6月からエルグランドとエクストレイルにもディーラーオプションとして用意されるとのこと。
日産には世界初でアラウンドビューモニターを実用化しましたが、この「スマート・ルームミラー」も投入することで、ドライバーの視界をサポートする機能に注力しています。
■リヤウインドウのカメラが後方画像を映し出す「スマート・ルームミラー」
https://clicccar.com/2014/03/04/248295/
(塚田勝弘)