最初はやっぱり恥ずかしかった?
弟とバスケットボールで賭けをした男性ですが、人生で初めて弟に負けてしまったそうです。その予期せぬ敗北の結果、罰ゲームをしなければいけないことになりました。それは、ユタ州プローヴォの街でもっとも交通量の多い交差点で、30分間ダンスをしなければいけないという屈辱的なものです。本人は音楽の選択権はありません。弟がかけた曲だったらなんであれ、それに合わせて踊らないといけないのです。
罰ゲームですが、開き直ったのか、最初からかなりハイテンションで踊り出します。すると、見知らぬ若い女のコが、飛び入り参加してきたではありませんか! そして最後は……。
ちょっとー、むしろ楽しそうじゃん。じつは若いころバックパッカーで各国を放浪した私、言葉の壁を越えて楽しめる世界の共通語は「音楽」と「ダンス」と「サッカー」だと思っています。日本人はあまり踊りませんが、こんな踊らない民族も珍しい。海外に行くと、けっこうなにかにつけて踊ることって多いんですよね。ダンスといっても、みんなで振り付けを正確に再現するようなもんじゃなくて、音楽に合わせて身体を動かせばいいんです。それが楽しいんですよね。これから国際感覚がもっと要求される時代になりそうですが、若いひとはどんどん踊ったほうがいいですよ(笑)。
(まめ蔵)