これもまた2014年のリアルだ!
日本という国は世界でもっとも科学技術が発展し、しかも一般のひとがその恩恵を受けている国のひとつだと思います。それと同時に、世界でもっとも秩序が保たれた国のひとつだと思います。
ということは、もっとローテクで、もっと秩序がない国はいっぱいあるということです。コンゴ民主共和国もそんな国のひとつでしょう。首都キンシャサの交通状況はかなり混乱しているようです。しかし、そこに救世主が現れました。
交通整理ロボットです。単に信号を表示するだけでなく、手を動かして交通整理をします。あと、なんかしゃべってます。そして、このロボットの導入が、交通状況の改善にかなり役立っているというのです。
それにしても、このデザイン! 超レトロフューチャーな感じがしますが、これは現代のコンゴにおいてリアルに交通状況を改善するために作られたロボットです。1体の費用は約15000USドル(約154万円)。ソーラーパネルを動力源にしています。メイドイン・コンゴだそうです。しかし、これ、ボディはアルミですかね。そしてパネルについている点々は、リベットじゃないし、接合部じゃなさそうだし、これロボットっぽく見せるための装飾かな? あきらかに手作りっぽいし。こういうロボットをデザインする感性の違いも面白いですね。
(まめ蔵)