「能ある鷹は爪を隠す」を実現したスパイクタイヤ登場! でもどうやって?【動画】

各社のスタッドレスタイヤが非常に苦労しているのがアイスバーンでの性能です。でも、アイスバーンでグリップするタイヤを作るのは、そんなに難しくないんですよね、法規制さえなければ。

そう、スタッド(スパイク)を打ってしまえばいいのです。ある程度以上の年齢の方はご存じでしょう。スパイクタイヤはドライ路面でアスファルトを削り、粉じんが社会問題になったために規制されてしまったんですよね。ちなみに私は喘息持ちで、スキーに行ったときにひどい喘息が出たこともあったので、この公害に関しては身をもって体験しています(気温差もあったかもしれませんが…)。

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さて、アイスバーンではスタッドが有効。でも、ドライ路面では公害の原因になる。ならば……出したり入れたりできればいいじゃん! というのがこのタイヤの新技術です。

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これは、フィンランドのノキアンタイヤが提案するコンセプト・タイヤです。うん。これは便利かも。もっとも、どういう技術を使ってこれを可能にしているのかという説明がない。

つまり、なにを動力源にして、どうやって通信してスタッドを出し入れするのかがわからないままなんですね。もちろんカネをかければできるんでしょうが、量産できるほどのものになるのかなぁ。なんか、あまり現実的じゃない気もします。とはいえ、雪道の安全のためにはぜひがんばっていただきたい。

(まめ蔵)

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まめ蔵 近影

まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
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