消費税増税前の駆け込み需要も大きかったと思いますが、「N-BOX」投入後の「Nシリーズ」が好調なホンダ。全高を1600〜1700mmくらいに設定したハイトワゴンは、ワゴンRやムーヴといったエース級が集うクラスで、広さや積載性、走行性能までトータルバランスの高さが求められます。
N-WGN/N-WGNカスタムは、ホンダが満を持して投入しただけに、走りや居住性はもちろん、とくに積載性が高い最新モデルで、個人的には現在の「Nシリーズ」で最高の完成度だと思います。
後発のアドバンテージを活かしたN-WGN/N-WGNカスタムですが、11月22日の発売から約2か月強となる1月31日で5万台をクリア。
まず、ホンダ自慢の「センタータンクレイアウト」を活かした高効率なパッケージング技術による広い室内空間と、後席スライド機構やリヤシートアンダートレイといった装備の使い勝手の良さが受けています。
さらに、スムーズでパワフルな走りと、クラストップレベルの29.2km/Lのカタログ燃費も高く評価されています。また、6つのエアバッグやシティブレーキアクティブシステムなどの安全装備も高評価を得ています。
なお、N-WGNとN-WGNカスタムの比率はN-WGNが44%、N-WGNカスタムが56%になっています。
■N-BOXから進化したN-WGNの上質な走り【N-WGN試乗記03】
https://clicccar.com/2014/01/03/241632/
■ホンダN-WGNは居住性と質感でライバルを超えた?【N-WGN試乗記02】
https://clicccar.com/2013/12/26/240688/
■ホンダN-WGNの使い勝手がスゴい!【N-WGN試乗記01】
https://clicccar.com/2013/12/19/240558/
(塚田勝弘)