かつてセールス的にも評価でも「ミニバンの王者」と称えられた日産エルグランドですが、先代でも現行型でもアルファード/ヴェルファイアに大きく水をあけられる状況で、新車登録のベスト30位からも姿を消してしまっていました。
今回のビッグマイナーチェンジでは、圧倒的な存在感のあるフロントマスクにフェイスリフトするだけでなく、サードシートの前方へのスライド機構や2.5L車でも上級インテリアをチョイスできたり、全車にクルーズコントロールを標準装備できたりと、使い勝手を向上させ、装備も充実化させています。
また、室内高を拡大することで開放感を高めるなど、ウィークポイントと指摘されていた点も克服。ボディカラーは、新色の「インペリアルアンバー」を含む全5色を展開しています。
(塚田勝弘)