東京モーターショーに引き続き、黒山の人だかりになることが予想される「NISSAN GT-R NISMO」をはじめとする日産、オーテックジャパン、ニスモの東京オートサロン出展概要が発表されました。
「NISSAN GT-R NISMO」は、いうまでもなくNISMOシリーズのフラッグシップ。専用オプションパックを装着し、ニュルブルクリンクサーキット北コースで量産車世界最速の7分8秒679というラップタイムをたたき出したモデルです。
同コースの最速タイムは、GT-Rとポルシェのプライドをかけた戦いが展開されていますが、先の9月にはポルシェ918スパイダーが6分57秒を記録したという話も。本当だとすると、市販車である918スパイダーが異次元の世界最速ということになります。
脱線しましたが、「NISMO GT-R」に話を戻すと、今回は高速でアンジュレーションの強いニュルブルクリンクに合わせてチューニングした「NISMO N Attack Package」を装着したモデルを展示。来年の夏頃NISMOから発売が予定されています。
新型にスイッチしたばかりの「X-TRAIL X-TREMER Package Stretched」は、タフなアウトドアギアとして厳選されたパーツを装着しているだけでなく、都会でも映えるいまどきのSUVらしい佇まいが印象的。
軽自動車では、オシャレを楽しむ女性をターゲットに据えた「DAYZ ROOX Highway STAR Accessorized」を展示。ピンクゴールドとリボン風アクセントで演出されたエクステリアや、前席にもピンクゴールドをコーディネイトしたインテリアにより、華やかな雰囲気が漂います。
ガラリと趣を変えるのが、「DAYZ ROOX Rider Transporter」で、軽スーパーハイトワゴンクラス初のRider(ライダー)。オートサロンスペシャルとしてTransporterに特別架装が施されており、レジャーニーズに合わせたオンリーワンのスペシャルカーを作る「Factory Custom AUTECH」からの新たな提案でもあります。
ミニバンでは、エルグランドとセレナのライダー仕様に注目。「ELGRAND Rider High Performance Spec Black Line」は、悪さ満点、ド迫力フェイスが目を惹きますが、エンジンや足まわり、ボディへのトータルチューンにより高速走行性能も高めているという本格派。
「SERENA Rider Performance Spec Black Line」は、シャープで存在感を増したフロントマスク、ブラック基調のスポーティなインテリアが特徴で、ボディと足まわりに専用チューンを施すことで、ワインディングでも安定感のある走りを実現しています。
そのほか、「NISSAN ZEOD RC」、「LEAF aero style」、2014年「Super GT500」のエントリー車両である「NISSAN GT-R NISMO GT500」、「MARCH NISMO S」なども展示されます。
(塚田勝弘)