アクション映画よりもカッコいいクラッシュシーンが、今年のD1GP最終戦で起こりました。追走トーナメントも終盤にさしかかった準決勝。末永直登選手(オレンジ)vs内海彰乃選手(クリーム色)の対戦です。
D1GPなので、とうぜんドリフトしながらコーナーを立ち上がった末永直登選手ですが、なにかを失敗して、ハーフスピンしてしまいます。そこですぐ後ろを走っていた内海選手は、ドリフトを維持しつつ、アウト側のスペースから末永選手をかわそうとします。しかし、末永選手はハーフスピンの反動で大きくドリフトが戻ってしまいました。
末永選手のノーズが振られていったところは、ちょうど内海選手が駆け抜けようとしていたスペース。2台は接触してしまいます。そして末永選手のマシンのフロントタイヤに内海選手のフロントタイヤが乗ってしまいました。その勢いで離陸する内海選手。同時に、なぜかマフラーからは火が出て、まるでアクション映画のような見事なクラッシュシーンとなりました。
勝敗は末永選手の負け。末永選手のマシンのダメージはあまりなく、このあと3位決定戦に出走して勝利。内海選手のマシンはフロントサスペンションに大きなダメージを負いましたが、それでも修復してなんとか決勝戦に出走しましたが、残念ながらそこで敗れてしまいました。さいわいふたりとも大きな怪我はなかったようです。
なお、この大会の模様は、12月26日発売のビデオオプションvol.238に収録予定です。
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また、こんな激しいドリフトバトルが見られるD1グランプリの情報は、以下のサイトをご覧ください。
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(まめ蔵)